9/3(金)

先日、仕事帰りに
職場から駐車場までの数百メートルを歩いていると
目の前(100mほど先)を
50~60代くらいのお母さんと
小さいワンコ(チワワ? ヨーキー?)が
ゆっくりゆっくり、ぽてぽてと横断歩道を渡っていて。

夕暮れ時。
秋の気配がしていて
昼間は暑くても、帰る頃は少し気温も下がって
ちょうど、お散歩タイムの子が多くて。

お爺ちゃんとシュナウザー。
お母さんとトイプードル。
ミックスの中型犬も
色んな子が散歩してます。

で、最初の横断歩道を渡る子を
遠くに見かけた時・・・

夕暮れをバックに、少し薄暗くなりかけたところを
ゆっくり、本当にゆっくりと
お母さんが 1歩 歩いては立ち止まって
歩いては立ち止まって・・・それくらいのペースで
でも、ワンコは ゆっくりゆっくりだけど
懸命に歩いているのが伝わって

それを見ていると、ちょっと切なくもなり
羨ましくもなり、寂しいような思いもあって・・・

なんだかとても複雑な気持ちで涙が出そうになった。

羨ましいのは、ナビとそこまで
ゆっくりぽてぽて歩くところまで
長生きをさせてあげられなかったから
ナビとも、ゆっくりぽてぽて歩きたかったな・・・という思い。
(颯爽と歩くばかりでなく、ゆっくりの時期もあったけど
 あそこまで 精一杯でゆっくりぽてぽて・・・では無かったなー、と)

で、ナビと出来なかった分
ニコルや らむねと頑張ればいいじゃないか! という思いもあり
そこまで頑張るぞ!!! と思い直したけれど

ちょうど、これを見たのが火曜日くらいで。
ニコルのパテラ騒動から、2日後くらい。

ゆっくりゆっくり、1歩1歩を大事に歩けるように
ハイシニアになっても一緒に散歩を楽しみたいけれど
そこまでニコル・らむねが自力で歩けるように
私はちゃんとサポートしてあげられるんだろうか・・・って
それを考えて、切なくなったのもあって
(もちろん、ちゃんと頑張る!! けどね)

ホントに、ちょっとの風景を切り取っただけで
色々なことを一瞬にして考えて、涙が浮かんできたのでした。

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で、インスタでも書いたんだけど
この話にオチがあって・・・

センチメンタルになりながら駐車場へ向かっていて
何とも言えない複雑な思いがぐるぐるしていると
どこからともなく・・・夕餉のカレーのいい匂いが・・・

「明日のお弁当、カレーにしよう」って
涙も引っ込んで すっかりカレーモードになったのでした・・・。