4/22(木)

予定通り、らむねを連れて
鍼治療が出来る病院へ朝イチで連れて行ってきました。

本当は、週末まで待つ予定でしたが
らむねの調子があまり良くなさそうに見えるのと
薬を1日半置き(今日の朝投薬なら
次は明日の夜・・・という状態)で与えていたので

診て貰うなら、薬が切れたタイミング・・・ということで
急遽、お休みを頂いて病院へ走って来ました。

犬友さんで、こちらをかかりつけにしている人に聞いたり
人脈の広い犬友さんに声を掛けて
お友達でかかったことがある人の話を聞いてもらったりで
事前に情報を調べていたのですが・・・

————————————
・丁寧に説明をしてくれる
(1匹あたりにかける時間が長い)

・診療予約は取らない
(予約を取ると、次の予約時間に追われて
 じっくりと診ることが出来なくなるから)

・シーズン的に、狂犬病予防接種・フィラリア検査の時期で
 ただでさえ待ち時間が長い
————————————

・・・ということで、タイミングによっては
2~3時間待ちもある💦💦 と聞いていたのでビビりつつも・・・。

ウチからは結構距離があり
普通に車が流れている時間帯でも、片道40~50分かかります。
朝のラッシュなどにかかると、1時間以上かかるかもしれません。

この日も、早めに出発しましたが
早すぎても病院の受付開いていないだろうし・・・と
ビミョーに悩みつつ・・・事故渋滞も無かったので、ほぼ定刻通り。

ちょうど受付も開始されていたので
初診で問診票を記入をしていても
先生の指名をしても「3番目」をお願い出来ました。
(AHTさんにも内容から院長指名が適任~と言われました)

コロナの影響もあり、待合室は ほぼ使わず(会計待ちの人くらい)
車で待機するようになっていたので
最低でも、1時間くらい待つのかなぁー・・・とぼーっとしていたら
意外と早く呼ばれました(9:10頃?)

私の前の人がワクチン接種のみ、とか
初診では無い人だったのかもしれません。

診察室に入ってから
看護師さんに体重を測定して貰い(ゴハン後だし、2.82kg!)
そのまま待機すること・・・5分ほど・・・。

受付で問診を書いた時
これまでの経緯と、今飲んでいる薬・サプリ・漢方について
細かーーく、でもなるべく要約をして印刷したものを
渡していたのですが、それをちゃんと読んでいただけました。

途中、うなずいたり・相槌を打ったりしながら。

その上で、今の らむねの状態から(私の話から総合して)
考えられる病名を挙げて説明してくれました。

・頸椎椎間板ヘルニア

・環軸椎亜脱臼
・脊髄空洞症
(もうひとつ何かあった・・・)

主に、ですが
ヘルニアは、後天的な要因のもの。
下2つ(あとひとつ何かあったんだけどなー)は、先天的なもの。

で、今までの治療経歴から
ステロイドを使うと効果が出ていることから

下2つは、ステロイドでは効果が出ないだろうこと
それを考えると、頸椎ヘルニアで間違いないだろうこと。

レントゲンを今まで撮っているか聞かれましたが
(触診での診察のみ・レントゲン撮っていません)

それについても、頸椎の椎間板の様子を見ようと思うと
首を「90度」曲げて無理な体勢で撮る必要があること
その角度によって、さらに病状を悪化させる可能性があること
だから、最近は頸椎ヘルニアではレントゲンを撮らないのが主流だということ

MRIについても、今の らむねの状態(麻痺が出ていない)では
全身麻酔をかけてMRIを撮ったところで
椎間板の何番目が飛び出ているかの診断は出来ても
病名がつくだけで、それ以上何もないこと。

手術を受けるとしても、首の大事な部分を触るので
場合によっては、前足・後ろ足、四肢全体の麻痺が出る可能性があること。

これについては、過去の らむねの状態
前足に麻痺っぽい症状が出ていなかったか
(1度、朝イチに痛みで歩けない日があったことは伝えています)

らむねの前足の立ち姿? 触った時の反応? の確認と
ヒトの「かっけ」の症状を見るような器具
(打診器?)で前足を軽くたたいて反応を見られていました。

らむねに触るのも、らむねに対して声掛けをされていて
「触るよ~・大丈夫だよ~~」みたいな感じで・・・

いつものかかりつけの先生も
病状を確認するために、犬の表情を見るというか
顔色を確認したりするのですが
声掛けみたいなことはされないので、これは新しい~~~

で、かかりつけの先生の診断・投薬内容についても
今回の先生との考え方が同じ方向を向いているかどうか
そこもちゃんと説明をしてくれました。

ヘルニアの診断が間違いないだろうこと
ステロイドを使っているのも
(今、服用している薬の実物を持ち込んで見て貰いました)

使用量・服用頻度も、問題が無いこと。
(今回の先生も、同じ薬を同じ程度の量で出すと言われました)
それが、副作用が出にくいギリギリのラインであること。
(5mgのステロイドを 1/4錠・・・だったかな?)

——————————–
で、ステロイドだけでは症状が長引いている・・・ということもあり
ここからが、新しい話なのですが・・・

今までのステロイドを踏まえつつ
それ以外で、今回の病院で出来ること として
幾つかの提案・説明をされました

鍼治療について
私が相談を持ち掛けなくても、先生の方から説明がありました。

首のあたりを触った感じからも
首回りにそこまでの「筋肉のこわばり」が無いので
今の時点では、鍼治療の必要が無いこと。

鍼をすることによって、筋肉のこわばり・収縮を改善するので
緩んでいる状態で鍼をしたところで、効果が薄いだろうこと。
(かえって痛みを感じるだけかもしれない)

今の らむねの表情を見ても「不審がっている」ので
ムリに鍼をしたところで
痛い思いをしただけ・・・になるだろうから勧めないこと。

鍼以外に出来ることとして

ステロイドは、今までのかかりつけの先生からでも良いし
引継いで、こちらの病院からでも処方が出来ること

ステロイドを徐々に減らしていくために
併用できる、他の薬(サプリ)として

・関節炎用の「カルトロフェン」注射を週に1回
(変形性関節症や、軟骨の修復を促す・・・みたい)
ヒアルロン酸みたいなもの、と説明されたのは、これかな?

・ステロイドを1日半置き(1.5日に1回)で服薬していたので
間をつなぐ頓服薬(鎮痛剤)として「リリカ」を服用(状況による)

通常、ステロイドを使っている時は
消炎鎮痛剤の服用は「禁忌」だそうです。
ただ「リリカ」の場合は併用可能とのこと
飲みすぎると「眠気」が強いみたいで、ぐったりするので
犬用として提案されている処方量の「半分」で使うこと を説明されました

痛みがある場合に「頓服として」使うことを勧められましたが
ステロイドが現在、約2日に1回なので
リリカと交互に使うことを提案されました

・ニューロアクト(ビタミンB系のサプリ)
グルコサミン・ビタミンB系のサプリメント
最初の14日間は、倍量(1日 スポイト4回分)

あと、私は定期購入をしているので 追加で処方はありませんでしたが
アンチノール(関節用サプリ)を倍量(1日2カプセル)で

——————————–
ここまでで、当面の目標は
ステロイドを切って、注射(カルトロフェン)とアンチノールで
痛みをコントロール出来る状態にすること・・・

とりあえず、ステロイドもリリカも多めに処方して貰って
1週間後に、再度 注射で診察を受けること

——————————–
で、私からの質問なのですが・・・

次の週(木曜・祝日)は、通院が可能だけれど
その翌週(5月2週目の木曜日)は
仕事が抜けられないこと・・・を確認すると

そこまでキッチリ1週間おきじゃなくても、数日ズレても良い
(土日でも大丈夫!)とOKが出て安心~

あと、頻発する「お祈りポーズ」と
月曜日夕方の嘔吐も気になっていたので、質問をしたのですが

嘔吐については、空腹時の黄色い液状であれば
「空腹時嘔吐」なので、そこまで問題でないこと(1回だけだし)

お祈りポーズについては、腹痛でも出るけれど
首が痛い子の症状でも、よく出るポーズであること と説明して貰い
こちらも一安心・・・というか、納得・・・。

——————————–
病院に入るまで・先生に診て貰うまで
どんなことを言われるのか

発症から、1ヵ月半も経っているので
どこまで出来るのか・・・考え込んだりもしたし

症状が出てからの期間も長いので
確定診断をするために、MRIを撮った方がいい と
他院への紹介状を書かれたりするんじゃないか、とか

鍼治療にしても、半日お預けなので
(手術と同じような時間帯で行うのかな?)
仕事をしながら、朝預けて・夕方お迎え?? とか

本当に、頭が痛くなるくらい色々なことを考えて・・・
頭は痛くならなかったけれど、お腹が痛くなったり
吐きそうなくらい、緊張感が強くて…

まだ、100%安心!! って状態になった訳じゃないし
新しい治療方法が らむねに適しているのかどうかも分からないけれど

こちらの先生から
頸椎ヘルニアでの転院もよくある と言われたり
県北・隣県からも、同じような症状で注射に通っている子がいる
(ステロイドを切って、注射とサプリにしている子もいる)と教えて貰ったりで

ステロイドを切れないことで、ずっとモヤモヤしていた思いが
軽くなった・・・というのも、ちょっとあります。

完全に「もうこれで大丈夫~~~」と手放しでは喜べないけれど
次の目標(ステロイドを切る!)も出来たので
まずはそこに向かって、一歩ずつ・・・頑張ります。