7/4(木)
もうすぐ、西日本豪雨(2018年7/6~7/7)から1年が経過します。
今現在も、南九州では 昨年のニコらむ地域と同レベル
またはそれ以上の大雨が続いています。

例の「線状降水帯」が、なかなか九州から離れず・・・
早いとこ梅雨前線が南下すればいいのに~~~(日本列島から離れれば)と
天気図とにらめっこする状態で・・・。

今年、梅雨時期に限らず、台風や大雨災害
または雨の災害に限らず、地震など・・・
大きな災害が起きた時に

【ペットの同行避難・同伴避難】について
改めて考えることになりました。

水災については、ニコらむエリア
避難先に指定されている小学校の体育館自体が水没・・・という
笑えない状況にあったので
もしも次に同じような大雨での避難先に指定されるのであれば
体育館ではなく、校舎の2階以上が指定されると思われます。

でも、2階以上にある教室が・・・何部屋あるの?
10部屋(10教室)だとして、30~40人程度でいっぱいだとすると
(実際には、教室の椅子や机もあるので、もっと少ないかもしれません)
400人程度でいっぱいになるんじゃないの?
そこに、犬を連れて避難出来るの? ・・・と。

そうかと言っても、他に
もしも「差し迫った状況に」あるとしたら
車での避難(車中で待機)するために必要な「高台」が
そんなに近くに無いんですよねー。
商業施設の屋上に逃げる? 間に合う?? みたいな状況で・・・。

仮に、逃げた先のその商業施設の廻りが水没して孤立すると
そんな風に、避難場所に指定されたエリアでは無ければ
配給なども廻ってこないだろうから
食べ物やトイレなど、生活にかかわるすべてが自己責任となります。
救助されるまでの順番が廻ってくる、数日間・・・
自分だけじゃなく、ニコル・らむねも連れて
耐えられるだけのものを準備して逃げられるのかな?

「もしも」は、もしも・・・なのですが
色んなことを考えてしまいます・・・。

ペット同行避難については、今日のネットニュースにも出ていましたが
【総社モデル】についても、その時々の状況・災害の規模・季節などに応じて
柔軟な対応が必要だと、担当者の方が語られていました。

マニュアル的に構えられない部分もあるんだろうけれど
ある程度は、受け入れる準備というか
体制づくり・配慮をして貰いたいなぁ・・・とは思います・・・。

ただ、上にあげたネットニュースで
総社市で受け入れた犬・猫についても
倉敷市で受け入れた犬・猫についても
どの子も吠えることもなく、走り回ることもなく
準備されたケージで大人しく出来た(担当者の方も驚かれていた)
・・・というのは、いいニュースだなと思いました。

もちろん、普段と違う環境でストレスになっているだろうし
精神的に負荷がかかっているから吠えなかっただけかもしれませんが
それでも、そうやって「犬・猫と避難しても吠えで問題にならない」というのは
ペット同行避難について、ひとつクリア出来そうな気がするんです。

そういう意識を持った子たち・意識を持った飼い主さんたちと一緒に
安全な場所へ避難出来る環境を整えられるような
そこまで配慮出来る状況であればいいなー

・・・と理想論では思うのですが・・・。
現状は、なかなか理解されないかもしれないけれどね・・・。