今回は、少し重い話です。

ナビと同じ病気(発生源の臓器は違いますが)で闘っていた
同じ県内・他犬種のお友達が、お空へ旅立ちました。

少し前に、数年ぶりでブログ訪問をし
ナビと同じ病気だと知って
応援をさせていただいていました。

何年も訪問していなかったブログなのに
きっとナビが呼んだんだ、と思ったくらいでした。

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で、思い出したこと。
ナビのブログにも書かなかったこと。
私の中での【懺悔】があり、思い出しました。

ナビと一緒に闘病生活を行っていた時。

頑張る・このコの命は絶対に守る。 と誓って
懸命に手を尽くしていたけれど
転移・再発をし、だんだん弱っていく現実を目の当たりにした時。

ナビに対して 「もう頑張らなくてもいいよ」 を言ってしまう位の時。

その頃のブログには書けませんでした。
家族に対しても 弱音を吐きませんでした。
周りの犬友さんにも、犬と関係ない親友にも、誰にも言えませんでした。

もしもナビがなくなったら、と
ペット葬儀社の連絡先を調べていました。

かなり昔に、他の飼い主さんが
「ここが良かった」と言われている場所を聞いていたので
場所・連絡先を調べました。

いざと言う時の為に、ですが
【万が一】でも 「いざ」を考えてはいけない立場なのに
その準備をはじめてしまいました。

そのことを、誰にも相談できませんでした。

たぶん、ナビが旅立つ数日前です。

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同じくらいの時期に
ナビがお世話になっていたトリミング兼ショップで
売れ残っている、少し大きくなったチワワの仔犬が居ました。

パピヨンカラー(パーティーカラー)の可愛い子。
もう性別も覚えていませんが・・・^^;

「パピヨンカラー・少し大きくなった月齢」 というのは覚えています。

もしもナビを失ったら。
その時に、まだあの子が売れ残っていたら。

【私はあの子を迎えてしまうかもしれない】

これも、その時期に考えていたけれど
誰にも言えなかったことのひとつです。

まだナビが目の前にいるのに、懸命に生きているのに。

その後の自分の心の穴を埋めるための方法を
すでに考えようとしていたのです。

結果的に、ナビが旅立つ前に
その子も新しい飼い主さんと巡り合いました。
(私はホームページ上で見ているだけで
 仔犬を迎える行動は、なにもしていませんでした)

ナビを失ったあとに
即・次の子で穴を埋められるほど
その【穴】が小さくは無く、しばらくペットロスに陥ります。

(それでも、ナビ→ニコルへの移行は
 たぶん期間が短かった方だと思いますが)

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この2つが 私が言えなかったこと、私の中の【懺悔】です。

どちらも根本にあるのは
それを事前に準備しておかないと
心の整理をしておかないと
自分が「普通に生活していけないのではないか」という不安から来ていました。

ナビを失って、正常で居られるかどうか分からない。

だから、事前準備をしておこう。生前準備をしておこう。
そういう気持ちからの行動でした。

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昨日(11/3)、ドッグランでお逢いした 7ヵ月のワンコを連れた方。

前に、別犬種のワンコを飼われていたらしく。
大きなペットロスに陥ったみたいで・・・。

そういう時に、ウチにもパピヨンが居てね。
私もペットロスに嵌まってね。
そう言えるのは、あの辛い期間があったからだなーーー。と。
必要な時間だったんだよね。。。

でも、やっぱり ペットロス・・・辛いよね・・・。
今、ふたつの命を預かっている立場からしても
やっぱり、想像をしたくない 心の痛みだと思う。

いずれは、って分かっているんだけど
分かっているからこそ、今の時間を大切に
楽しく濃い物にしてやらないとね。。。