3/8(火)

ナビをお空へ送り出して
ニコルを迎えた当初。

同じ部屋で暫く寝ていたのですが
今みたいにフリーではなくて
枕元にナビの大き目のクレート(バリケン)を置いて
そこへ入って貰って就寝。

当時は、朝・昼・夕方・寝る前・夜中・・・みたいに
5回くらいに分けてゴハンを食べさせていたので
(最初の10日~2週間くらい)

夜、23時とか2時とかにゴハン食べさせると
そこで目がランランとして
クレートに入れても「まだ寝ないぃぃぃ~~」とか
「出してぇぇぇぇ~~~」みたいなことが多く・・・

トイレに関しては
シートをぺらっと床に敷いておけば出来たので
(今みたいに足もあげないしね・笑)

私の方が根負けして、ニコルをクレートから出しやると
当然のように「腕枕」をして
枕を上手に使って、スヤスヤと寝始める・・・という大物ぶりでした。

お迎え直後から、枕の使い方も「腕枕」のされ方も
当たり前のように知っていて
私の隣へ ぴたっとくっついて寝る・・・という。

まだ、両手の手のひらにギリギリのるくらい小さいのに
そんな調子で寝るので、寝返り打ったら潰れるんじゃないかと
ひやひやしながら寝ていたので、寝返り打てなくて
肩がガチガチに凝っていましたが(笑)

隣にぴったり寄り添って
少々触っても起きないくらい爆睡しているニコルを見ながら
ナビの時の経験もあり、夜中に目が覚めては
何度も「ニコルの心音」を確かめたことがあります。

ちゃんと、心臓が動いているか。
心音を確認しては、安心して寝る・・・と。

ちいさな命がそこで確実に動いているのは
「あたりまえ」ではない。

そんな思いを、強く強く
身をもって知っていたのですが・・・。

時が経つにつれ、心音を確認することも無くなって
ニコルや、らむねがそこに居ること。
私と一緒に「添い寝」してくれること。

「あたりまえ」のように思っているけれど
それは、お迎え当初も・今も・これからも
決して「あたりまえ」では無い、ということを
再認識するような出来事があって。

なんか、私。
ナビを送り出す前と、ちっとも変ってないな。
何にも成長してないし、大切なこと 何にも覚えてないじゃないか。と。

正直、ひとりで寝る方が楽だし
一緒に寝る日(休前日)が来ると「あぁ・・・↷」と思うこともあるけれど
それでも、一緒に寝たい・ついて行きたいって言ってくれること。
そばにピッタリ寄り添って寝てくれること。
「撫でて」って要求する らむね。

すべてが当たり前ではなく
かけがえのない、二度と同じ時間は戻らない。

それを悲観するのではなくて
大切に楽しまなくちゃな・・・と思ったのでした。

(そして、すぐ忘れちゃうから書いておくのでした)