長い1日でした。
とりあえず、記録のため書き留めておきます。
ニコルも私も元気です。が、疲れました(笑

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今回、お世話になったのは
ナス動物病院さん。
広島駅からも割と近くですが、広島高速1号線の「府中インター」からも近く。
我が家も高速のインターチェンジから割と近い方なので
岡山の高速道路まで~広島の高速道路からのアクセスもよく
2時間ちょっとで病院まで着きました。
(2度の休憩を挟みながらでも2時間半で充分・・・)

全身麻酔での検査・処置が控えているため
朝から絶食(お水はOK)
これがニコルにとって最初の関門・・・。

「おでかけ」自体は大好きなので
父の車に乗って、父・私・ニコルでドライブ気分♪
SAでの散歩も「ルンルン♪♪」
慣れない場所・人が苦手なニコルがご機嫌で散歩していたので
それにも救われました^^ メンタル、強くなったかな??
(外トイレはしませんでしたが・笑)

DSC_0316
SAで休憩中。いつものポーズです^^

10時過ぎには病院につきました(11時までには入る予定だった)
病院の先生とは「はじめまして」です。
メールでのやりとりはありましたが、初対面。
上の犬歯が2本とも乳歯だということ
永久歯は顎の奥にあり、1本はアタマが覗いているけれど
もう1本は上皮が被さっていて、存在するかどうかも分からないこと
それらの埋まった永久歯を、どうしたら良いのか
どう変化するのか(悪さをするのか) を伝えました。

ついでに、上の奥歯に軽く歯石がついているので
麻酔ついでにそれも・・・と話していると
「もう(この年齢で)歯石ついてるの~?」と辛口な先生・・・^^;

えっと、1歳過ぎの去勢手術・二枚歯の抜歯時に
同じ歯を磨いてもらっているんですが
半年でまた歯石ついているんです・・・。
歯磨きは週2~3回しているのですが・・・。 とは言えませんでした・・・。

残っている犬歯(乳歯2本)は、見栄えの問題(歯のバランス)として
そのまま残しておいても良いけれど、いずれ抜けるかも? と。
ここで、私が「乳歯の犬歯が1本グラついている」事を伝えると
「それなら抜歯しましょう(2本とも)」となりました。

埋まっている犬歯は、口腔内のレントゲンを撮らないと分からないけれど
それを抜歯する(掘り起こす)となると大量出血すること
とりあえずはレントゲンを診てから・・・と
更に不安倍増! な言葉をもらいながら
ニコルを預けて、1度病院をあとに。

午後の休診時間中の手術なので
13~16時の間のどこかでの処置。
(その前に血液検査など麻酔に耐えられるかの診察あり)

お迎えは、麻酔からしっかり醒めたのを確認するため
17時半~18時頃に携帯に連絡をくださると言われました。

この時、まだ11時より前。
いきなり「7時間ほど」の待ち時間が出来てしまいました。。。

広島は大好きな街だし
何度も遊びに(買い物にも)来ているし
好きなお店もたくさんあるんだけど

今、今日、この気分で「買い物」どころじゃないし。
(ニコルの手術代でお札飛んでいくしー)

どうしようかと思いつつ
市内へ入って、原爆ドームと資料館へ行ってきました。
何度も近くは通っているんだけど
資料館へ入るのは、実は初めてです。
ちょうど修学旅行シーズンでもあるので
小学生や高校生くらいの子も多く
海外からの方も多かったのが印象的でした。
ボランティアさんが流暢な英語で案内していたり・・・。
今、資料館はリニューアル改装中のところもありますが
大人になって、今の年齢だから知る・考えることも大切だと感じました。

・・・全くの余談ですが、父と12時間も一緒に外出するのも珍しく。
母と買い物はよくあるんだけど
父と買い物もたまにはあるんだけど
半日、外出でずっと一緒というのも珍しい。
こちらも貴重な経験でした^m^ いろんな話も出来たしねー。

その後は、商店街まで散策をしてゴハン食べて
病院にほど近い、イオンモールで本を買って、ひたすら車で待機^^;
いつ呼び出しがあっても動けるように。

でも、時間潰しに疲れてしまったので(笑
「(午後診察開始の)16時になったら1度病院へ行って様子を聞こう」と
父と話をして、2時間ほど車内で待ちました。

やーっと16時になり、病院へ。5分も掛からないくらい・・・。
看護士さんに様子を伺うと、麻酔からは醒めたけれど
まだボーーーっとしていると言われました。とりあえず、無事を確認してホッ。

当初は、17時~18時頃に連絡をいただく予定でしたが
私たちが早くに様子を見に戻ってきたので、ニコルの具合からも
「17時頃にはお返しできますよ^^」 と言っていただけました。

病院の駐車場の車内で1時間ほど待たせてもらっていましたが
17時よりちょっと前に声をかけてもらえました。

入口のドアを開けると待合室にニコルが。
リードフックに繋いでもらっていましたが
やっと来たお迎えに大興奮!!!
すっかり麻酔も醒めて、笑顔でハイテンション。
5時間半ほど預けていたもんね。はじめての場所だもんね。

ニコルは父と待合室で待ってもらい
私だけ診察室で先生に説明を受けました。
口腔内レントゲンと、術後の口の中の写真をPCで見せてもらい。
質問も疑問もたくさんぶつけ、すべてに丁寧に答えていただきました。

ニコルの口の中、埋まっていた永久歯の犬歯は
やはり「左右2本」残っていました。
アタマが覗いている左側の1本
対になる右側の1本は上皮を被っていましたが、存在しました。
どちらも、上皮を切開して歯が覗くように処置されていました。
乳歯の犬歯は2本とも抜歯していただきました。

nicole-1
これは6月頃の写真。右の丸が覗いていた犬歯(永久歯)の埋伏歯
左の丸の位置にも実は同じように埋まっていました
本来は、上唇で見えないような位置に生えるのが正しい歯並びです

ここでもっと年齢が若ければ(7ヵ月齢くらい)
覗いた歯が伸びる(生える)可能性もあるそうですが
2歳が近いので、たぶん今以上には伸びないだろう ということ
仮に伸びたとしても、曲がって生えて来ているので
舌(ベロ)にあたることは無いこと
もし歯が伸びたとして、邪魔になるようであれば
覗いている歯の先端だけを削る(除去する)ことが出来ること
(上顎の骨から掘って抜歯をしなくても良いこと)

それから、同じく上顎の横の歯に「欠歯」が多いこと。
これは小型犬には多い症例なので問題が無いこと。
乳歯は抜け落ちているけれど、その次に生える永久歯が
「(上顎の横の歯は)もともと存在していない」こと。
それらの歯は、存在せず埋まってもいないので
「のう胞化」する可能性も無いこと。

今の半分埋まった犬歯(永久歯)も
(歯根吸収などの)悪さはしないだろうという見解でした。
このまま様子見で大丈夫なようです。

こちらの病院では、手術時に「炭酸ガスレーザー」を使われていて
普通のメスでの切開に比べ、出血量が少なく・痛みも少なく
動物の身体への負担も少なく・手術時間が短縮できるので
麻酔の量も少なくて済むそうです(回復も早いそうです・・・)

なので、ニコルの場合も「ふやかしフード」じゃなくても大丈夫で
1週間の抗生剤(錠剤)を飲ませるだけでOK。
今後の通院・経過観察もなく、あとは普段のかかりつけで大丈夫と言われました。

「歯石」については、体質的につきやすいようなので
舐めさせるタイプの歯磨きペースト(オーラティーンかな?)を
薦められ、購入してきました^^

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病院を17時過ぎに出て、休憩を1度挟みつつ
家に戻ったのは19時半前~~~。疲れた~~~~。
(運転は父ですが・・・)

ニコルはお迎えからずっとご機嫌♪
しばらく経ってやっと落ち着いたのか
抱っこされたまま車でスヤスヤ。。。帰宅しました。

晩御飯(念のためふやかしフード)もペロリと食べて
大好きな縫いぐるみのオモチャ持って「持って来い」を延々と・・・
あのー。オモチャに薄っすら血がつくのでやめませんかー。。。

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長い長い1日でした。
無事にお迎えするまで、たくさんの心配も不安もありました。

いちばんは、頑張ったニコル!
そして、長距離運転と長時間の待ち時間に付き合ってくれた父!
家で心配しながら送り出してくれた母!
きっと空から見守ってくれたナビさん!

仕事休ませてくれた会社にも
心配してメールくれた友達にも
お参りした氏神さまにも~。
感謝でいっぱいです。ありがとう。