8/18(金)

今朝も嘔吐なし
元気にお出迎えしてくれました!

ウンチも良好
食べる量が少ないので、1日2~3回のところ
1日1回が続いていますが・・・想定の範囲内

おしっこは相変わらず、よく出ています
これも、お薬の解毒もあるだろうから
しっかり出して欲しいんだよね

今朝、自分のお弁当を作りつつ
らむねの「お粥」も炊きました

朝ごはんは、昨日の夜の残りがあるので
「白米+鯛ごはん」で焼き海苔を少しだけトッピング

お昼分は「白米+鯛+野菜少し(冬瓜)」を煮て冷まして小分け
母にレンジで温めて出すようにお願いしておきました

ゴハンもよく食べるし
病院で処方されている、抗生剤・胃薬(朝のみ)・整腸剤
どれも問題なく食べるし
瘀血改善(頓服)で出されている漢方(鈴木先生)も
念のため飲ませています

落ち着いたら、そろそろ漢方相談も連絡しないとなぁ~~

今日も姪っ子が来ているので
賑やかに過ごしているんじゃないかな・・・

——————
そうそう。
昨日、私が自分の通院で休んでいた時に
姪っ子が来ていて

ふと思い立って、5年前に買った絵本
「さよならチワオ」を読ませてみました

5年前・・・
姪っ子が5歳、甥っ子が1歳の頃に
ブックオフへ 姪っ子と一緒に立ち寄った時に

ふと、背表紙をみて「ニコルがいる!」と姪がいったのがこの本
ブラックタンのチワワで、本当によく似ている
(当時は、姪っ子 今ほどニコル大好き~では無かった・笑)

よく似ているね、ということで
甥っ子用の絵本を探しに来ていたんだけど
タイトルに不穏なものを感じつつ、あまりに似ているので
自分用に購入をしたのでした・・・

・・・が、内容がやっぱり辛すぎて
当時は姪っ子に対して読むことも出来ず
ボロボロ号泣しながら、自分で読む・・・という・・・
(5年前くらいのインスタにも載せています)

主人公の「ボク」より4つ年上の「チワオ」
ボクよりお兄ちゃんだったけど
ボクにとって、お兄ちゃんであり・親友であり・弟であり

一緒に散歩するのも
チワオが早かったのに
だんだん、ボクの方が早くなり

チワオは、目ヤニが出て・歩くのもトボトボ遅くなって
そんな状態だと、ボクは散歩に行くのも嫌になって

だんだん、家族の中でも存在が隅に追いやられていたチワオ
(そこまで露骨じゃないけれど、何となく後回しな存在になっていた)

年を重ね、通院をきっかけにして
再び家族3人で交替で介護をし
だれひとり不満も言わず家族3人で助け合ったこと

最期の最期、キラキラの目でチワオが
ボクと過ごした時間のこと

思い出しながらこれを書いている段階でも
涙が出て来る・・・という状態・・・

ハッピーエンドではない
心が温かくなる話でもない
「犬の十戒」にも近いけれど
そこまで救いがあるわけでもない

この主人公の「ボク」家族に共感できるか・・・というと
そうでもない部分もある
(後半、家族そろって介護を交替で頑張る部分は
 いい話だなぁ~~と思うけれどね)

それでも、涙が止まらなくなるのは・・・
なんでなんだろうなぁ・・・

犬と暮らすこと
たのしいことも、たくさんある
うれしいことも、たくさんある
笑顔も増える・会話も増える

でも、それだけじゃなくて
「ボク」のように、散歩が億劫になったりもする
今回の通院のように、治療費が嵩んだりもする
(健康で過ごしているだけでも、そこそこの金額は出ていく)

いいことばっかりじゃない
制限される部分もある
急に会社を休むこともある
一緒に過ごすために、時間をとられることもある

でも、それ以上に得るものは大きいし
かけがえのない「リターン」がある
返戻を得るために、犬と暮らしている訳では無いし
見返りを求めてお世話をしている訳では無いんだけど
返して貰っているものは、とてつもなく大きい

この本を読むと出て来る感情は
ナビに対しての「ごめんね・ありがとう」の気持ちと
ニコル・らむねに対して、もっともっと今の時間大切に
もっともっと時間を割いて過ごさないと・・・と思う反省の気持ちと

そんな思いが溢れてくる

今でも、充分に大切には思っているんだけど
それでも、やっぱり普通に日常を過ごしていると
「面倒だな」って思うこともあるし
一緒に過ごすことを 100%すべて楽しめるか、というと
そうでもないところもある

そのあたりを、うまく突かれているような気がする

私の部屋に、ずっと置いてあって
たまに背表紙をみては「読めない絵本」と化していたけれど・・・

5年ぶりに読んで・・・やっぱり大号泣・・・
だけど、久しぶりに嗚咽するくらい泣いたので
複雑な感情もあるけれど・スッキリした部分もあるかな・・・

この本を読んだ姪っ子は、泣かなかったけれど
本を渡しながら「私は読んだら泣いてしまうんよ」と伝え

読み終わったあとに「ニコルや らむねのこと
もっと大切にしようって思えた?」って訊いたら
うん。と頷いていたので、少しは共感してもらえたかな・・・と願っている

5年前の姪っ子には難しかった絵本かもしれないけれど
絵本の主人公の「ボク」が、最後に10歳を迎えていて
今の姪っ子と同い年になっていたので
そのタイミングで、この本を読んで貰えたのは良かったのかもしれないなぁ

今よりもっと後
何年も何年も経って
ニコルや、らむねが介護が必要になったとき
さらに何年も何年も経ってお空組になったときに
姪っ子に読んてもらえたら、また違う視点が見えるかもしれないなぁ・・・

そういう思いを大事に育って欲しいなぁ・・・