8/6(土)

今朝も早起き・・・

午前中は、私の美容室でしたが
午後・・・おやつTimeあたりから
Pawplus柴田先生と「個別カウンセリング」でした!

今まで、季節のセミナー(4回?5回?)と
鈴木先生との合同セミナー
体質を知るセミナー など、全部で6回? 7回?? くらい
オンラインセミナーで対面はしていますが・・・

いつも私、zoomでは顔出ししていないので
今回は初の顔出しマンツーマンでのご対面・・・ドキドキ・・・

らむねの様子(映像)をみたいということで
初回はzoomでのお話となりました

準備をして~時間が来て~
らむねを連れてきて~

さぁ・・・という時に・・・
とりあえずは自己紹介とかあるのかしら・・・と思っていたら
いきなり「らむねちゃん、涙やけだいぶ治ってる?」と
診断モードの先生・・・(笑)

ご挨拶も何もすっ飛ばして
すぐにカウンセリングとなりました(笑)
ドキドキは何だったんだ・・・というくらい
もう、ふつーに「先週もあってますけど?」みたいな感じで
進んでいくのでした・・・

今回、相談をしていたのは
主に らむねの「すい炎」のこと。

先生は、過去の私の参加歴と質問事項から
「尿結石・尿結晶」の相談だろうと思っていたらしいのですが
事前に、らむねの状態・既往症・気になることなどを連絡する際に
「すい炎」の事をかいていたので「えぇ~?」となったそうです・・・💦

たぶん、私のセミナー参加歴と
そのセミナーの際に、メールで質問を入れていたのを
調べてくれて「この人なら、尿結晶かな?」と
推測してくれていたのだと思うのですが・・・
(その細かい作業が凄いなぁ~と思うのです!)

で、右腎欠損もあるので
補腎についてと、膵炎の子の食事ケアについて を主に聞こうとしていました。

個別カウンセリングの申込をして
先生からの質問(既往症や気になる症状など)に事前にメールで答えていたので
それを元に資料を準備してくれていました。

まずは、膵炎について
かかりつけの病院でも、あとオムニア鈴木先生からも
同じような説明は聞いていましたが

胃の近くにすい臓があり、肝臓もあり
胃熱を持っている子は、すい臓や肝臓にも「熱の影響が出やすい」
ので、リパーゼの数値が高値となり「すい炎」と診断をされやすい
胆のうも近いので「胆泥症」と診断される子も多い

胃やすい臓からの流れが小腸へ続くので
小腸にも影響が出て、消化が悪くなりやすい・・・とのことでした。

「すい炎は繰り返す子が多い」というのも
胃熱がなかなか取れない(一時的に取れても再燃しやすい)ので
すい臓にも、再度熱が伝わりやすく「再発」という風に見えやすい・・・と。

西洋医学の病院では「胃熱」という考え方はしないので
「すい炎」だけの症状をみますが
膵炎が酷くなると、他の臓器に影響が出る(酷い場合は多臓器不全になる)というのも
胃熱から、胃・すい臓の周りの臓器に熱が伝わり
それが酷くなると「全身に熱がまわる」らしいので
=多臓器に影響が出る ・・・と考えると、なるほどー、と。

そのあたりの話を軽く聞いて
らむねの診察の話(リパーゼの数値とか、その時の食欲とか)をお話し
その上で、らむねの状態にあった食事内容(食材)を伺いました。

予想していた食材もあったし
これも大丈夫なんだ~! というものもあったし
プラス「補腎」(腎臓を補う)の食材も教えて貰えたので
食材選びの幅が増えるかな~

今の状態では、タンパク源(魚)1種類と、穀類(ハトムギや白米)と
野菜を2種類程度 ・・・に抑えるのが良いみたいです。

食材の点数が増えれば増えるほど、消化に負担がかかるので
極力少なめにすること。

あと、生薬(サンザシ・金針菜・陳皮など)も使っていますが
野菜の効能よりも、生薬の効能の方が「強い」みたいなので
生薬も、熱をあげるもの・消化が悪いものは
「今は」控えた方が良いかな・・・とのことでした。

※季節が変わったり、らむねの調子が変われば
 また使えるものも変わって来ます。

山査子は、まだ残しても良いけれど
金針菜・陳皮はお休みしましょう。と

陳皮は熱をあげる作用が少しあること
金針菜は・・・なんでだったかな~
「ユリだからね」って言われていたのかなぁ~

お蕎麦や緑豆春雨、うどんなども
上手に使われている方がおられるようです。

1時間の面談予定でしたが~
じっくりお話して、1時間半くらいだったのかな?
(まだ質問があれば答えて貰えそうでしたが💦)

らむねは、最初の数分だけ
顔(涙焼け)を診て貰い、前足の赤い部分を診て貰い
そこから後は、私の隣でクレートに入って寝てました(笑)

涙焼けも「以前のインスタより良くなってるんじゃない?」と言われたので
たぶん、カウンセリング前の質問事項で
「涙焼けがある(気になる)」って書いていたので
私のインスタを遡って調べてみてくれたのかな・・・と思います。
(先生、努力の人ですよねー)

涙焼けは、瞼は「脾」(胃腸)の不調や、場所によっては
「腎」の不調(瞼が重くむくんだ感じは 腎の不調で水の流れが悪い)
目の下に涙焼けが出るのは何だったかなぁ~~~

そういう「症状が出る場所」にも意味があるので
そこから悪い場所を読み取る・・・というのもあります。

で、治る順番も
最初に涙焼け(目の周り)が治って
手を舐める、指の間や肉球が赤くなるのは
最後まで残るそうです。

暇があると・・・とか、眠くなると(体温があがるので)
手の先をぺちゃぺちゃ舐める・・・というのが
涙やけよりも、ずーーーっと後まで残るそうです・・・💦💦

色々なお話をしましたが・・・
上に書いたように、今回は「らむねの診断」となると
私の過去のインスタ記事を遡ってチェックされていたり
セミナーでの質問メールを見直してくれていたり
(↑これらは私の想像ですが・・・
 見直していなくて覚えているのなら、それはそれで凄いと思う~)

あと、膵炎の再発時の話をしていた時に
きっかけが「らむねの誕生日ケーキ」で・・・と話すと
「あ~~!! それインスタで見た覚えがある!!」 と。

そうなんです。
先生、らむねの誕生日の時にインスタにコメントくれていたのよね。
毎回じゃないだろうけれど、ちゃんと見てくれている時も
あるんだなぁ~~~と思ったのを覚えていて
さらに、その内容を覚えられていたのも凄いなぁ~~~ って。

(ケーキ食べて膵炎再発って、インパクトが強かったのだろうけど・笑)

あと、話の中で
過去のセミナーでの質問・相談で
クランベリーのサプリメントを勧められたけれど
ほんのちょっとの期間、使ってみたら
シュウ酸カルシウム結晶が、ストルバイト結晶 (酸性→アルカリ性みたいなもん)に
一気に傾いた・・・という話も、強烈なインパクトがあったみたいで
これも「そんなことがあったよね~!!」って覚えられていました💦💦

(めちゃめちゃ印象が強いそうです💦)

オンラインで、らむねを見てすぐ言われたことではないけれど
(すぐに言われたのは「涙焼け改善した?」ってこと)

暫く話をしている中で
「らむねちゃん、1年前くらいよりも顔がスッキリした?
 むくみが取れたんじゃない?」というのは言われて・・・

鈴木先生も、半年以上あいていての診察会でも
ニコルや らむねを、ちらっと見ただけで
「体重おちた? お水だいぶ出たよね?」と言われるのですが
ホント、この先生方の記憶力や気配りみたいなものって凄い・・・

以前からのかかりつけの先生(西洋医学の)も
ニコルが足を痛めた時(パテラか、腰のヘルニア?)に
「前にもなかったっけ?」って
ナビの時の記憶を思い出されてカルテを捲られていたので・・・
(ニコルじゃなくて、ナビの時の診察内容なんだけど
 ニコルで有ったっけ? と思い出すのです・・・何年も経ってるのにねぇ~)

先生の記憶力とか、その飼い主さんに対する
印象・インパクトの受け取り方って
すごいんだなぁ・・・と感心というか・・・感服! なのです。

あとは、記憶に残っているのが
らむねが、どんだけリパーゼが高値になっても
体調がちょっと悪い方に傾きかけても
「食べる力」があるのは、凄い。

胃か腸か、どちらかが強いので
食欲が落ちず、下痢もせずに
「食べたい!」という欲求は落ちないのだと思う。
それは、らむねの強みだと思う。と言われました。

鈴木先生と、柴田先生も繋がっているので
お互いに話をされていた時に
「胃熱」自体は厄介なんだけれど
嘔吐のコントロールさえ上手に出来れば
食欲が落ちない・食べる力が強いのは
それはそれで「アリ」かもしれない。という話をされていたらしく。

らむねも、上手に嘔吐コントロール
らむねの「しんどさ」のコントロールさえ出来たら・・・と
希望になる話も聞けました。

あと、最近使っている漢方の話もしていて
「脾の湿を取る」漢方に変えた途端
多飲多尿になり、尿の回数がめちゃめちゃ増えて
多い時は、1時間に1回 とか 酷い時は 30~40分に1回
うっすい尿を出していた・・・と話したら

「え~~? そんなに??」 と💦💦

で、鈴木先生に相談をして
漢方の処方量を半分に減らしてみたら
少し症状が落ち着いているところです・・・と柴田先生へ伝えると

言い方(表現)は違うかもしれないけれど・・・と前置きされて
らむねちゃんの身体がピュアだから
漢方に対する反応の出方が素直なのかもしれない。 と。

ゴハンに関しても、漢方やサプリメントに対しても
過剰な子は反応が悪い子も多いみたいで
そんなにすぐに変化が出ない場合もあるそうなのですが

らむねの場合、生薬にしても・漢方にしても
「素直に反応が出る」のかもしれない・・・と。

私が今まで知識を身につけて来たことや
ニコル・らむねの持っている力の強さ
食べ物や薬(処方薬・生薬・漢方)に対する反応の話や
色々な点で、誉めて貰えるところもありました(お恥ずかしい💦)

過去にあったことで「あ~~~これこれ!」と思う点もあったし
直接対面での診断や、漢方の相談時に
鈴木先生が言われている内容と重複している部分もあったし
かかりつけの西洋医学の先生が言われている内容と重なる部分もあったし

そういう意味での「復習・確認」出来た事柄も多く
それに加えて、今回の「らむねの為のカウンセリング」で
「今のらむねだから」アドバイス貰えたこともあったので

セミナーみたいに「多くの人に対しての一般的なアドバイス」ではなく
「らむねのため」のアドバイスで、新しい発見もありました。

先生がもっている知識や経験を
いーーっぱい伝えようとしてくれているのが分かる感じでした。

らむねのため、と言いつつ
ニコルも胃熱持ちなので
ニコルにも重なる部分もありました。

とにかく、今は「熱をあげる食材」は
ほんのちょっとでも避けること。
特に、サプリメント・生薬・ドッグフードなど
微量だとしても「毎日つづけるもの」については気を付けること。

逆に「たまにしか与えない」(月イチだったり、2週に1度だったり)は
使ってもいいものがあること
(お誕生日ケーキみたいなのはNGですが💦)

控えた方がいいものは「乳製品・脂(脂肪分)が多いもの」
消化が悪い状態の野菜(繊維質が多い状態)のもの。

調理方法は、とにかく「脂を落とす」でOK。
蒸す・焼く よりは 「弱火で茹でる」で脂を落とす。
食材も柔らかく炊いて、食べる前にも更に刻む・・・でOK。

季節が変われば、乾燥も出てくるかもしれないので
その時にまた使える食材も変わって来ること。

・・・と、あれこれ説明をして貰いました。

ホント、親身になって聞いてもらえるし
知識の限り~ と話てもらえるので

犬ごはん・手作り食を作っている人
今、自分の犬で気になる症状がある人
これから犬ごはんを見直したい人
(今ドライフードをあげていたとしても)

個別カウンセリング、ホントにおススメです。
食べる物で体質が変わることもあるし
その子が辛いと思っている症状が改善することもあるし・・・
大きな力はなくても「予防・治療」の一部にはなります。

私がニコル・らむねに出来る引出しを少しは増やせたかな? と思うので
それを、いざという時にちゃんと使えるように・・・を意識しながら
まだまだ勉強、がんばりたいと思います!