8/20(木)

ニコル、オムニア鈴木先生の診察に行って来ました!
ちゃっかり らむねも一緒です(笑)

当日、3時起きで(たぶん)始発の新幹線で移動をされて
8:30~10頭の診察を行われた先生(!)
ニコルは、10:00~11:30の予約でした。

予約時間「10時~」で合ってるよな・・・と
スマホからPC宛のメールを確認しようとログインすると・・・

なんと、当日の6時過ぎに
新幹線移動中の先生からメールが(笑)
この時点で 私が出発する・・・約20分前。

8月の来岡で診て頂けそう、と連絡を貰ったのが
たしか、3週間ほど前。

以前に診て貰ったお友達が
「ものすごーーーーく詳細な【問診票】がある」と聞いていたので
鈴木先生に「診察にあたって必要なものがありますか?」
と、あらかじめ確認していたんでです。

というのが、例の「ブログ丸ごと消去事件」があって
ニコルも らむねも、既往症の記録がぶっ飛んでいて。
私が記憶を探るしかない状況だったので
詳しい問診票でどこまで聞かれるのか知っておきたくて。

で、その質問の時に
「血液検査の結果があれば持ってきてください
 あとは特にありません~」 と聞いていたので

詳しい問診票は無くなったのかな~
・・・なんて呑気に思っていたのですが…💦

当日バタバタで入力(笑)
でも、おかげで私の緊張がちょっと解れました

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平日のバイパスの混雑が読めず
ストレートに行けば、40~50分で着くのですが
やはり渋滞している部分もあって、55分ほどかかりました。

予約時間の5分前だ~~~と焦って入りましたが
前の子が押していたので、結局20~30分遅れだったのかな?

ニコルは「久々のアダチさん💛」と入店前は喜んでいたのに
店休日で誰もおらず(ワンコも居ない・・・)
雰囲気が違う~~💦 と緊張MAX状態で抱っこのおねだり・・・
らむねは最初は喜んでいたけど
待ってる間に、眠くなったのか落ち着きすぎ💦

前の子の診察が終わり、いよいよニコルの出番。
緊張でハァハァとパンディングが止まらず
いつもより舌も赤い状態💦

診察台にのせると、先生もすぐに
「舌赤いなぁ~」「目充血してるなぁ~~」って💦

いつもはもう少しマシなんです。
緊張で息が上がってるんです💦💦 と説明するも
やはり、熱は篭っているようです。

まずは、問診票の入力内容から確認事項。

ニコルは「2013年1月24日うまれ」
生年月日から見る、五行バランス診断。
以前に海ちゃんママがニコルのも診てくれていて
「バランス良いよ~」と教えてくれていたのですが
確かに、ほとんどの数字が「2」で「心」だけ「1」

ゼロもなく、突出した数値もなく
とってもバランスが良い状態。
「生まれ持った体質」としては、強いものがあるようです。

ただ、この「五行バランス診断」で統計学的に見るのは
全体の「25%程度」で、残りの75%は「後天的なもの」
今の環境だとか、後からの生活・食べ物の影響などで変わるそうです。

ただ、バランスとして
「生まれながらにここが弱いので、意識して気を付けて補う」という意味で
診断に使うと、結構当たっているようです。
(気になる方は、オムニアのオンラインセミナーで
 「生年月日で分かる陰陽五行体質診断」をチェック)

問診票、朝急いで入力をしたので
足らずがあったり、入力しきれなかったり・・・で
覚えている限りを補足しながらお話しました。

ヘルニアも入れ忘れていたし
手作り食に「ハトムギ」使ってるのも書き忘れていたしね💦

基本的な、生年月日・既往症・かかりつけ医
去勢の有無、フード・手作り食・おやつの内容
尿・便・おならの状態や回数
目の状態(充血・白内障など)
嘔吐の状態(吐いたものの形状など)
性格・行動など・・・かなり細かく。

ニコルは、パテラがある点(後肢両足)
脂肪腫があちこちにある点(瘀血があると思っている点)
床舐め・自分の前足・ヒトの手足を舐める行動から
「胃熱」があると思っている点
・・・が特に気になるとお伝えしました。

先生の診断は、パテラがあるので
前足・肩・首に負担がかかり、かなり前重心になっていること
前重心なので、前足が「ベタ足」になって
前の「かかと(手のひら付け根?)」が浮いていないこと。

四肢で立った状態の時に
後ろ足の「開き」が狭いので歩幅も狭いこと
(前足の開きと・後ろ足の開きとバランスが悪い)

前足に負担がかかり、骨に「歪み」が出始めていること。
(綺麗に前足が正しい方向を向いて揃っているのではなく
 ガニ股のように、ハの字に開き気味に立っているので)

問診を読み進め、私が補足説明をしながらも
ニコルの立ち姿や触診から、上のようなことを説明されました。

後で「見事なお姉さん座り」も披露していたので💦
後ろ足の筋肉なのか、踏ん張りがきかず
足を流して座っているんですよね💦💦

目の充血も、舌の色から熱が篭っている状態も
耳の付け根に「しこり」が出来るのも
パテラを庇うために前重心となり
首肩のコリ・リンパの流れの悪さなどから
症状が出ているのだろうと。

(脂肪腫は、水滞・水の流れの悪さから
 できる事が多いそうです)

「前足を舐める」仕草も
手の血流が悪く、流れが悪い部分が気になるので
「舐める」行動に繋がっているのではないか? と。

きっかけは「後肢パテラ」ですが
これだけの症状にリンクするんだなぁ~~~~と。

私が思っている
「瘀血体質」「胃熱体質」は間違いではないが
「気が流れない(気滞)」
あるいは「水が流れない(水滞・水毒)」ので
結果として「瘀血になっている」という状態のようです。

「チワワにしては舌が大きい・厚い」とも言われました。

食べ物に関しては、今のままで大丈夫。
ドライフードを完全にふやかす
(冷蔵庫で半日かけてブヨブヨにする)
手作り食で季節ものもを食べさせる
(今は特に熱をもつ食べ物を与えない)

これらは、ニコルの「熱をもつ体質」と
「脾(小腸・膵臓)が弱い体質」に合っているようです。

食欲はとても旺盛で、下痢も吐くことも無いので
「胃」は強いようです。
ただし、胃に熱がある状態なので
下(小腸・膵臓)に上手く流れて、消化・吸収をされず
上に戻ろう戻ろう・・・とするので、水が滞り巡りが悪い・・・と。

食べる量を減らしているのに
体重が減らない・太る・・・というのは
原因の可能性のひとつとして「水の巡りの悪さ」があるようです。
(これは、らむねも同じ体質だと思う!)

ここで、ニコルの体質・内臓の状態を
よりよく知るために「ドッグスキャン」を受けました。

犬・猫に腹巻状の機器をぐるっと巻いて10分ほど・・・
内臓・血管・神経・・・の状態や、精神状態(!)を
画像化・データ化・数値化してパソコンへ取り込み
仕上げには、悪かったところを「整えてくれる」ようです
(メタセラピー)

目の前で見たけど、スキャン結果を写真に撮ってもいいよ~って言われたけど
先生の説明を聞いていると写真どころじゃない・・・と💦💦
本当に不思議な装置。

ニコル、やはり最初の方で出てきた「胃」は強そうです。
オーラも見せて貰いましたが、胃に関しては綺麗な円形。
先生のブログで過去に見ていた「オーラが内臓に刺さる画」じゃない!!

(ワンコを包むオーラの線が、弱い部分・悪い部分のツボ、悪い内臓へ向けて
 集中攻撃のように刺さる画像が出るそうです💦)

わぁ~~~💛 と喜んでいたら
膵臓や腸、血管の関係になると・・・めっちゃ刺さってる(笑)

あとは、施術を受けているときの気持ちや
普段思っている感情、性格のようなものも数値化されるのですが

「飢餓に対する恐怖」
「痛みに対する恐怖」
「気を引きたい? 注目されたい?」

・・・あたりが、私の印象が強かったところ💦
それ以外にも、問題が無い臓器に関しては
数値も悪くないようなのですが
注意マークがたくさんついた臓器は
上のような、性格や感情の数値も高いものが多く
赤字表示されていました(ずらーーーーと沢山羅列・・・)

ニコルが悪そうだったのは
流れが悪いと指摘されていたあたりと
やはり「脾」の関係。

血管、脾臓、小腸、リンパ、神経、
膵臓、肝臓あたりに黒印
胃は健康
血の流れ・水の流れに注意

不思議な腹巻を付けて嫌がるかなぁ~と思ったけれど
尻尾は下がっていましたが、おとなしくされるがままでした。

ここまで、問診・触診とドッグスキャン・・・と進んで
ニコルが「チワワの割に大人しい」のと

背中の皮膚の伸び、前(首回り)のリンパ腺の流れの悪さ
(左足を庇うので、右前のリンパの流れも悪い)
背中の皮膚は伸びるけれど、突っ張るというか
引っ張った時に「戻そうとする力のようなものを感じる」・・・と。
その「身体の固さ」を解すのに、電気鍼が良いようなので

ニコルなら出来るかなぁ~?? と鍼に挑戦!!
私が軽く保定していましたが~~~

最初の数本は平気だったけど
「脾のツボ」(背中の真ん中あたり?)に刺した途端
大きな声でギャン鳴き💦💦
危ないので、私が抱っこでギューーーーっと保定に変更・・・💦💦

そこからは、ニコルも頑張って耐えて
先生も上手に刺してくれて
針を全部で何本?? 10本以上? 刺し終えて
クリップで留めて電気を流すところまで無事に辿り着きました💦

じっくり解されて・身を委ねる・・・までは行きませんでしたが
でも、思ったほど抵抗もなく、電気のパワーを上げても大丈夫でした◎

鍼を受けながらも、質問や説明を。
私、先生のブログを過去(2015~2020年まで)全部まとめて印刷していて。
全部でA4判で270ページくらい?
A5のファイルが6冊になりました。

これでも、必要なところ(文章)だけに内容を絞ってコピーしていて。
セミナーにも参加して、オンラインセミナーも受けて
自己学習もして・・・と、頑張れば頑張るほど
自分がしていることが合っているのか不安もあり・・・。

そこも聞いてもらい
らむねの「胃熱だと思うけど、お腹は冷える」も聞いてもらい。
やはり、らむねの場合は「胃腸が冷えすぎるのはNG」みたいです💦
夏野菜など、冷やすものをあげ過ぎるとダメみたい。

次回は、らむねを診て貰いたいんです。
この子はこの子で気になるところがあって・・・と話していると
「らむねちゃんは【冷え】に注意かな~」というワードも先生から出てきて・・・

私が「らむねは【腎】だと思っている
過去にストルバイト結晶も2回ほど出ていて~」

・・・と説明をすると「やっぱり~」と💦(笑)

そうそう。
どの段階だったか、ニコルの血液検査の結果を診て頂いて
PCVが以前は50%を超えていたが
今年は改善している(50%以下になっている)

マイボーム腺炎も、昨年までは春に繰り返し出来ていたが
今年は出来にくくなっている・・・と伝えたら
「食事など、ここ数年で実践していることで
 確実に良くなってきている証拠」と言ってもらえました。

この流れがあったので
「食事は今のままでOK」と言われたんだったかな?

で、ニコルの結果と一緒に
らむねの血液検査の結果もファイルしてあるので
それも さら~~~っと見られて

らむねの方が、PCV値は高めなので
らむねの方が「瘀血が酷いかな?」とも言われました。

ちらっと らむねの舌色を見て
ニコルは、舌の奥の方が色が悪いところがあるけれど
らむねは、全体的に下の色が紫かかっているので
瘀血の具合だけでいうと、らむねの方が重いかも?? と。
(他に全体的な診断を受けた訳では無いのですが)

やっぱり、一緒に連れてきて良かった~~~
若いけど・・・らむねも、気になる症状いっぱいあるんだよね。
次は絶対!! らむちゃん診て貰おう。

・・・で、問診・触診、ドッグスキャン、電気鍼・・・と進めて
結果を確認する意味も含め、先生が仕上げのマッサージを。

これは、私が家で出来ることでもあるので
「ホームケアの方法」を教えて貰いました。

通常の病院(人間の病院も含めて)は
「今持っている症状」を、病院で抑える・治療する
あるいは、その時に投薬された薬を飲むことで治療・対処する
・・・というのが普通の流れです(内科的診療ではね)

鈴木先生が凄いな・信頼できるな、と思う理由のひとつが
「飼い主さんが継続して出来ること」を教えて貰えます。

その症状・体質が起きている原因を探って
気になる症状「ひとつ」を抑えるだけではなく
全身のバランスを整えて、全身のケアをすることで
気になる症状を改善する・・・

その為に、飼い主さんが出来る食事療法だったり
漢方服用だったり、家で出来るマッサージ・リハビリだったり
・・・を、惜しみなく教えてくれます。

その為に、1頭に1時間~1時間半という時間をかけるので
正直・・・診察料は安くありません💦
(特に、今回は福岡→岡山までの移動費もあるので)

基本的な診察料にプラスして
希望があれば、ドッグスキャンの費用
電気鍼の費用・漢方薬の処方費用・・・とプラスされます。

(私はすべて快諾しましたが、ドッグスキャンも 鍼も
 どうされますか? と確認をしてくれました)

でも、例えばこのまま身体が歪んで
パテラの手術が必要になった場合
「瘀血」から腰に負担が出て、ヘルニア診断された場合。

今回の診察料以上に、かかりつけ医での費用が発生する場合もあります。
費用面だけじゃなく「痛み」も「ストレス」も発生します。

それを思うと、先行投資・・・私は苦にならないと思うんだけどなー。
ニコルに教えて貰って、らむねにも応用できるしね♪

もちろん、このあたりは飼い主さんの考え方もあるし
どれだけ出来るかは、その家庭にもよると思います。
出来なくても不正解じゃないと思うし。

私は、ナビと暮らした経験から
ニコル・らむねには、健康で過ごせる時間が長く続いて欲しいと願っているし
もしも大きな病気になった時には
「私自身が出来ること・手段」を増やしておきたいので
その為の勉強や、その為の「繋がり」を持つために・・・と考えています。

診察日当日の相談だけじゃなく
後日フォローもしてもらえます(メール・LINEで相談)
もちろん、今回の診察内容から逸脱すると別料金となりますが
分り難かったことや、聞き忘れたことがあればフォローして貰えます。

————————————-
ニコルが教えて貰ったホームケアは、以下の通りです。

前足変形
内側に寄せるマッサージ
手首廻しながら内側に寄せる

パテラ対策
後ろ足は 食事の台高めに(立たせる)
後ろに重心来るように、後ろ足の前に私が手を添えて持ち上げるように
背中まっすぐになるように立たせる
食事の時間だけでも後ろへ重心を戻すように鍛える

前のリンパ滞留
肩廻り・右リンパマッサージ・脇マッサージ
(左リンパの出口も勿論、右リンパも解す)

後ろ足
膝窩リンパマッサージ
「曲げてつく」ようマッサージ(寝た状態でしてもOK)
自転車を漕ぐように後ろ足の回転・動きをよくするマッサージ

背中の皮膚しっかり伸ばす
柔らかい状態をキープできるように!
首・肩~背中・腰、尻尾の付け根までビヨビヨに!!

アダチのリツコ姐さんのスウェーデン式マッサージも活用して!!

ニコルの好きなことをして、しっかり気と水を流してやる
(外出すると体重が減るんだけど、気の流れに関係している?
 と訊いた質問に対して)

ニコル 脾(胃は強いので、小腸と膵臓)
上にあがりやすい・下にさげてやる
夏野菜・冷やすもの、利水効果のあるものでしっかり水出し

胃熱からの「肝熱」もあるようです。
(胃熱が酷いと、隣にある肝臓にも熱が伝わる💦)

胃熱というのは、長期間で見ないと治りにくいようです。
食事での療法も、即効性ではなく緩やかに効くので
じっくり時間をかけて続けることが必要。

クコの実・さんざし 夜に与える
(クコの実 胃腸弱い時は注意)

らむね 冷やしすぎない (食材も)

白目の色素が出ている(パピー期から)
→ 瘀血の現れ・皮膚のシミと同じようなもの

ゴハン: 大根・食材 →今のまま続ける

ヘルシ和漢 1回に半分量・瘀血の改善に
サンプルを貰いました(らむね分もちゃっかり💦)

ニコルの今の状態は、漢方を使うほどには悪くないそうで・・・ホッ。

とにかく、内側からは食べる物でケアを続ける。
ヘルシ和漢を試してみて、瘀血の改善を試みる。
外側からは、マッサージ・パテラ改善の筋トレ
変形し始めている前足ケア

・・・と「内と外とバランスよくケア」が必要だそうです。