6/7(日)

オムニア自然療法クリニック 鈴木先生と
薬膳教室のpawplus 柴田先生の合同セミナーでした

どちらも福岡にお住いの先生。
鈴木先生は、コロナ前は時々来岡されての診療があったり
岡山でのセミナーもありましたが
柴田先生は福岡でしか開催されていないので
zoomでのセミナーは本当に嬉しい!

今回のテーマは
「三大体質別!」ペットの東洋医学的おうちケアと薬膳ごはん

その体質の子が多い、という事からなのかな?
・気滞、水滞(水毒)、瘀血 の三大体質について説明

それぞれの性格を知り、舌診・肉球診断の写真を見て
その体質の子がなりやすい病気を学び
それぞれの体質に合った改善方法(マッサージ)を勉強

その後、気滞、水滞、瘀血の子に適した薬膳料理の
一例をレシピを見ながら学んで
瘀血体質の子向けのゴハンを実際に作りながら説明して貰いました~

前回・・・鈴木先生の犬種別セミナーも
柴田先生の薬膳セミナーも
どっちも、予定時間を大幅にオーバーしていたので
今回もだろうなぁ・・・と思っていたのですが

13時~15時半の予定が、13時~16時を軽く超えてましたよね💦
みっっちりのセミナー。
質問が多いから長引くのかなー。

ただ、その質問が(私もバンバン出してるけど・笑)
どれも参考になるような、濃い質問だったり
本当に基本的なこと(野菜のカット方とか洗う手順とか)だったり
そこまで聞く?? って位のことだったり
あれこれ出てくるので、聞く側は参考になるけれど
先生・・・エンドレスですよね・・・💦

でも、そういう「今更聞けない基本のこと」とか
そこを聞いたら良かったのか! って事とか
人の質問って参考になるのよ。着眼点が違って。

前回の犬種別セミナーで聞いていたマッサージ法と
内容がかぶっているところもあったので復習が出来たり
体質について、より深く知ることが出来たり
実際の患者さんの舌や肉球の画像を見せて貰えるので
それを見ながら勉強が出来たり
(自分ちの子以外の舌って見る機会少ないから)

薬膳については「茹でこぼし・灰汁とり(野菜も)」と
普段、私がしていないことが発見できたり💦

柴田先生の薬膳って、決して難しいことでは無くて
ちゃんと手を抜くところは抜きながら
抑えるべきポイントを教えてくれる感じで好きなんです。
(手抜きポイントも教えて貰えるし・笑)

体質といえば・・・
インスタにも少し書きましたが
セミナー内で「脾臓の血管肉腫」の話が出ました

血管肉腫が出来る要因として
「瘀血体質(血がドロドロの状態)」があるそうです

血液がドロドロになるというと
脳梗塞・心筋梗塞を思い浮かべますが
「瘀血」って、血流の悪さ・冷え性なども含むので
そういう状態が続くことで「しこり・ガン」も起こすそうです。
良性のしこりであれ、悪性の腫瘍であれ
また、他の病気(ヘルニアなど痛みのある症状)も
「瘀血(血の滞り)」が関係していると考えられています。

だから、改善方法としては
血液の流れを良くしてやる(マッサージ・食事面でも)

瘀血は万病のもとなので、血管肉腫に限らず
その状態を起こさない・続けないようにしてやる必要があるのですが
今回教えてもらった、他の症例と重複することもあるようで・・・

「気滞+瘀血」 とか。
ひとつじゃなくて、複数が絡むと どこから解くのが良いのか?
そんなことも教えて貰いました。

本当に、自分の子の体質を知る(診断の方法を知る)
その上で、どうやって解決するかを知る

これだけのことなんだけど、体質の見極めが難しい・・・

分かったとしても、今日やって明日治るわけじゃないしね。
(漢方を使わず、食事だけで改善するとしたら
それだけ時間がかかるだろうし
その症状が長ければ長いほど、回復も時間がかかる)

難しいなぁーと思うし
覗けば覗くほど、奥が深いなぁ・・・と思うのですが
自分の出来る幅をもっと広げたい!! と再認識。

ナビが「瘀血」が原因で血管肉腫になって
その時に「こうすることが出来たんだ」を
知ることが出来たのは、後悔のような思いもありますが
今、その時に出来るはずだったことを知ることが出来て
「こうしていれば回避できたかもしれない」を学ぶことが出来たのは
気持ちの面で、スッキリしたところもあります。

どうやっても逃げられない・不可抗力みたいな気持ちもあったので

で、ここからが大事なのが~
ニコル・らむねも「瘀血」の片鱗があります。
ニコルは「しこり・イボ」(脂肪腫)が出来やすい体質です。

以前のセミナーで聞いた話ですが
人間では 40代から。犬では 7歳くらいから(小型犬の場合)
「瘀血」の傾向の子が多いようです。
(らむね・・・若いのにね・・・💦)

実は、昨秋に岡山でのセミナーを受けた時に
私が「万年貧血」なので、相談をしていたのですが
そこで鈴木先生に舌診をしていただき
私自身も「瘀血」(と舌のむくみがあるので、水滞も?)を指摘されたのでした。

飼い主さんと、ペットの体質も似てくるそうです。

ニコルは瘀血気味だし
らむねは、瘀血+水滞もありそうです。

水滞の子の性格が
・大人しい
・動かない、よく寝る
・散歩に行きたがらない

・・・だったかな? 笑えるくらい らむね「そのもの」です。

水の流れが悪いから、お水を飲めない子だったり
手足が冷たくなったり、身体が重かったり・・・

ちゃんとひとつずつ改善しないとね。
私自身の体も、今一度 見直さないとなぁ~~~

東洋医学も薬膳も、知ろうとすると
どこまでも底が深くなります。

私の性格上、とことん突き詰めるのは好きなんだけど
知識ばかりふやして実践しないところがあるので

(ノート取るのは好きなんだけど
実践するときに見返さずに我流になっちゃう・・・とか
ノート取った時点で満足しちゃう・・・みたいな)

これって何かに似てるなぁ・・・と思ったら・・・カメラ!(笑)
カメラもレッスンにたくさん通ってるけど
コロナ禍の中で、なかなかカメラ触れず保管庫に眠ってる・・・💦💦

あれも・これもは出来ない性格だし
まだまだお出掛けも ままならないけれど
ちょっとずつ・・・学んだことを実践していかないとね・・・