5/17(日)

本日、朝から初のZoomセミナー。
周りの犬友さんで、オムニアのZoom診療
(1対1でのオンライン診療)を受けているお友達から
なんとなく話を聞いたことはあるのですが
自分がZoomを使うのは初めて~。ドキドキ。

今回は
「チワワとトイプードルの東洋医学的 おうちケアセミナー」なので
2犬種に絞って、チワワとトイプー特有の病気について
予防法であったり、自宅で出来るケア(マッサージ・食事など)を
オンラインで教えてもらう・・・というものでした。

講師は、もちろんオムニア自然療法クリニックの
鈴木先生で、福岡・福間海岸の P&Hからのセミナーでした。

僧帽弁閉鎖不全症であったり
てんかん、膝蓋骨脱臼、皮膚のシミ・イボ
瘀血に胃熱・・・と、よく聞く病名だったり
ニコらむにも関連あるワードがたくさん・・・で。

本当は、10時~12時までの2時間予定でしたが
質問も多くて、機材トラブルもあったりで 終わったの13時近く💦
3時間みっちりの講義だったので、終わるころはクタクタ・・・

ワンちゃんも傍に連れて置いて
マッサージの実演は一緒にやってみてね~
・・・ということだったので、2匹と一緒に居たけど
3時間、ニコらむを飽きさせないのに気を遣うのも疲れた💦
(らむねは寝ていたけど・笑)

私の自室でノートパソコンを開いて・・・だったのですが
2匹は、階下のリビングでしかトイレをしないので
トイレ問題も気になっていて・・・

らむねは、トイレシートを部屋の隅っこに ぺらっと置いていたら
そこで上手にチーーーーっと出来ました◎

朝ごはんが手作り食なので水分多くて
朝イチでトイレに行っていても
お昼までにトイレに行く回数もあるのよね。

ニコルも、途中でキュンキュン要求しだして。
これはトイレか、飽きたから階下に降りたい・・・だなぁ~と
マナーベルトを巻いて様子を見ていたら
らむねと同じように、トイレシートの上へ移動をして
でも足上げチッチなので、やっぱりマナーベルトは正解でした💦

セミナー内容、マッサージの実践も含めて
病気の詳しい説明など(臓器のある場所・骨格標本を見ながら
関節の仕組みなども解説してもらいました)

今回は、とにかくメモを取るよりも
自分の愛犬を触って実技あるのみ!! みたいな状態だったので
(後で録画したZoom動画を編集後に貰えるらしく)

どうしても・・・という所と
飽きたニコルが私の膝から逃げる前 は、メモを取れなくて。
全部を覚えている訳ではないのですが

ニコルが床を舐める動作
(暇になったり、癖のようなもので リビングの床を舐めて廻る)
他の部屋はあまり舐めて廻らないんだけど
リビングの床(じゅうたん)と
週末に寝る 私の部屋の床(私の手も舐める)
これ、ニコルの精神的なものだと思っていたんだけど・・・

実は、異物を食べる(食糞・ゴミや草を食べる)と
この「床を舐める」は、東洋医学的には同じ原因らしくてビックリ。

らむねは「食糞歴」のある子。
胃熱気味なのは知っていたんだけど
ニコルの床舐めも「胃熱」らしい~。えーーっ。

更にさらに、らむねの「胃熱」
胃に熱を持っているため消化が早くて
結果、ウンチの回数が多いと思っていたのですが
(消化が早いから、空腹状態も長くて 朝方に空腹吐きをする)

消化が早いのは早いんだけど
「脾(胃腸)が上手く吸収を出来ていない」そうです・・・。
だから、胃熱の子で「食べても食べても痩せている」子がいるのだとか。

らむねは、食べたら食べただけ太るけど💦
「脾で吸収出来ていない」のは意外~~~。
過去には(1歳頃) 痩せてるな・・・と思って
食べるもの(フード)を変えたり
手作り食を取り入れてみたり
あれこれ手を尽くしてきたんだけど

そのうち、今度は水分の排出が悪くなり
身体がパンパンに太ってきて(水太りもあると思う)

ブリーダーさんや、ショップスタッフさんからも
「らむね太った」と指摘されるくらいだったのですが
(西日本豪雨の前後くらいなので、2年ほど前が太りだした時期)

その頃は、らむねが水を飲まないのが気になっていて
(ストルバイト結晶も出ていたので)
半強制的に、ドッグフードにぬるま湯を足したり
出先では 味の付いた水を飲ませていたのですが

「自分で水を飲みたくなる(欲する)身体」にするために
フードにぬるま湯を足す
出掛けた先では、味の付いた水を飲ませる のはやめて
どうやったら、身体の水分を排出して
自分で水を飲みたくなるか? に考え方をシフトしたのでした。

そこからは、少しは身体が締まって
ストルバイト結晶も再発しなくなって
自分で水を飲みに行く回数も増えたし
おしっこの回数も落ち着いてきました。

太っているのは、相変わらず~ だけど
ブリーダーさんは「(今の年齢では)許容範囲」で
トリマーさんは「らむちゃん 身体つきしっかりしてきたね!」

太ってる・むくんでる・身体パンパン・・・からは
少しは改善したのかなー。

体重の数値は相変わらず多いし💦
ブリーダーさんからも、シニアになったら
今の体重では重すぎる(負担になる)と言われているので
もうちょっと身体を締めたいんだけどね。。。

ただ、今回のセミナーで 「胃熱 =消化が早い」のは
「うまく吸収出来ていて消化が早いわけではない」 というのが
目から鱗な部分もあったし
ニコルも同じ体質というのが、またビックリしたし
これからの見方が変わるというのもあるかなー。

らむねの「水太りが解消しているのに体重減らない」は
水は(多少)排出出来るようになったけど
吸収力が上がったので、結果的には体重増えてる・・・で
なかなか体重の数値が変わらなかったのかなぁ~ とかね。

胃熱の子は、なるべく胃に熱を残さない。が鉄則。
胃腸に負担をかける食事をさせないし
熱を持った食材・行動も極力控えて・・・

熱が篭ることによって、他の疾患の引き金にもなるので
「熱」以外もなのですが「水が篭る」「気が篭る」
流れの悪い状態を作らないように
マッサージや食材で気を付ける・・・と。

あとは「肝心要」という言葉もありますが
「肝【腎】要」とも言えるみたいで~

「肝」と「腎」のケアが本当に大事!!
もちろん、心肺も脾(胃腸)も大切なのですが
「肝・腎」は影響力大きいなぁ~~~と思います。

これからの季節、人も含めて「補腎」
腎を冷やさないことが大事。

腎臓って聞くと、尿関係だけのような気がしますが
ヘルニアなどの骨関係だったり、皮膚(髪)だったり
そこにも影響する?? というところに繋がります。

どうしても、病気の見えるところ
しこりなら「しこりそのもの」だけを見たくなるけど
そこを取り除いたら終わり・・・ではなく
なぜしこりが出来たのか「全身を見る」ことで
他に関連する症状が出ていないか
熱が篭っていないか、気が篭っていないか
水の流れが悪くないか・・・見えてくる・繋がってくるものがあるから
「全身を見る必要」があるんですよねー。

ジェンガみたいな、ひとつバランス崩れると
全体のバランスが崩れちゃう・・・のもあるし
逆に、ひとつの「原因を突き止めて改善」すれば
全身のバランスが整う・・・というのもあるのかな。

まぁ~~~書ききれないくらいの情報量がありました。
終わった時には脱力するくらい・・・。
先生、午後の部で大型犬セミナーがあったんだけど
私より若いとはいえ、ホンマにパワフルだわ・・・

次の週末は、Pawplus 柴田先生の
わんこの薬膳ごはんセミナーです。
柴田先生と、鈴木先生の合同セミナーも予定されているみたいで
そっちも楽しみ~~~。

せっかく学んだことがあるのだから
学びを、ニコらむに還元しないとね。