個別カウンセリング

下のアドバイスは、パピヨン犬の「ナビ」(雄・5歳、5.6kg、去勢済)の手作り食に関してのアドバイスです。
全てのワンちゃんには当てはまらないと思いますので
ご自分のワンちゃんに合った方法を考えてくださいね。

手作り食についてのアドバイス
○保存期間
  作り置きするにしても、1週間(冷凍)が限度。
  家庭用冷蔵庫での冷凍では、時間を置くと栄養素が逃げるので
  冷蔵の場合、3〜4日で消費
  冷凍の場合も、1週間程度で食べ切ること。
○簡単な手作り方法
  毎日食事を作るのが難しいようならば、「だし汁」を作っておき
  その日にある食材を加えて煮こむ、または生でトッピングすれば良い。

○だし汁:干し椎茸(一晩水につけて置く)、こんぶ(少し時間を置く)
  かつおぶし、煮干 など。だしガラも細かく刻んで食べさせてOK。
  ただし、だし汁と一緒に保存をすると、日持ちしなくなるので
  だし汁・だしガラは分けて保存する。(冷蔵庫で3〜4日で消費)
○食事の材料について
  完全に安全な食材を入手するのは難しいので(BSE、環境汚染の問題)
  毒素を完全に出したいなら、浄化された水・ミネラルウォーターなどで
  肉・魚を10分ほど漬けておく → 毒素が抜け出す
○食品の割合
  動物性タンパク質が4〜5割
  植物性タンパク質が5割 (野菜、穀物(胚芽玄米・発芽玄米・五穀米)をおかゆ状に)

週に2〜3回。必ず火を通す
果物 ぶどう(他で腎臓に良くないと聞いた)→1度に1〜2粒なら大丈夫
トマト 関節が悪いなら、生では×。加熱をした方が良い
肉類 脂の少ないもの
豆類 大豆・小豆・枝豆・おから・豆腐
(おから・豆腐を与えているなら、他は無くてもOK)
みそ だし汁に味噌を入れたものを、たまには出しても良い
塩分 岩塩を、たまにはあげても良い (ナトリウムが全く無いのもNG)
炭水化物 じゃがいも・かぼちゃ・さつまいもなどを
週に1〜2回 (多いと体重が増える)
植物性の物。オリーブオイルなど小さいサイズのものを用意
酸化させると毒になるので、酸化させる位なら与えない方が良い
魚のオイル(EPA・DHA)も良い
積極的に摂り入れた方が良いもの
緑黄食野菜、しょうが汁、発酵食品(納豆)、大根、かぶ
リンゴ酢 (ナビの大きさで、小さじ半分〜1杯だと多いかも?)

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9/24 セミナー
なぜ病気になるの?
1.体質(遺伝)
2.環境
 自然環境: 地球環境が変化している →食物・作物は大丈夫??
   ホルモン剤・抗生物質を使って、安く生産をあげる
   養殖魚(切身で買うと、奇形など見えない部分がある)
     ↓
   安心して食べられるものを得ることが難しい

 人為的環境: 甘やかし過ぎ、可愛がり過ぎ =しつけ下手
   人間のライフスタイルに合わせすぎ。ストレスの多い生活
   体内時計がしっかりしているので、1日のリズムが出来ている。
   人間の都合に合わせてしまうと、決められた時間の散歩・食事を待つ犬になってしまう
   →予定が狂うとストレスが溜まる (自律神経失調症。人間と同じ)
4.食事(重要!!)
   犬・猫は良い食事を摂ると、素直に身体(細胞)に出る
   日本では、人が食べる物に対しては規制が厳しいが、
   ペット用品に関しては国の規制がルーズ(防腐剤・添加物)
   人間より数倍早い寿命なので、数倍栄養素が必要 ←細胞の成長・代謝が早い
5.気の停滞
6.人間の否定的な意識
  肉体・心・魂(スピリチュアル)のバランス
  DNAだけではなく、魂の問題。バランスが崩れて病気に
7.過去のカルマ(スピリッツの受けた障害)
8.解毒(デトックス)
   体内毒素: 老廃物 腸内の老廃物、乳酸、尿素、尿酸など
   体外毒素: 有害金属(鉛・水銀・砒素・アルミ・カドニウムなど)
   体内に入れる物(食べ物)、体外に身につけるもの(衣類など)
犬を飼うのに必要な費用(生涯・平均値) 2004年 NHKの放送
小型犬 大型犬
初期費用 20万 18万
食費 4.2万/年 9.6万/年
消耗品 2.7万/年 1.7万/年
予防接種など 3.8万/年 5.5万/年
医療費 3.5万/年 5.9万/年
生涯12年で・・・ 190万 290万
犬のバイタルサイン
体温: 37.5〜38.9℃
心拍数: 子犬 220/分、成犬 70〜160(小型 80〜180、大型 60〜140)
呼吸数: 10〜30/分

普段の状態を把握しておくことが大切
落ちついた状態で、胸の所にV字になるように両手をあてて、10〜15数える
(1分に換算すれば良い)

(参考)猫のバイタルサイン
 体温: 37.5〜38.9℃
 心拍数: 100〜、呼吸数: 20〜30/分
8大栄養素
1.タンパク質 =アミノ酸 必須アミノ酸:経口で摂るもの。
年齢・体質によっても体内で出来るものは違う
犬:10種、猫:11種、人間:9〜10種
なま物に多く含まれる
良質のタンパク質(プロテインスコア100)=卵
(白身は加熱して食べる)
大豆、魚、肉

※腎臓・アレルギー・肝臓が悪い場合は注意
2.糖質 →体温維持 穀物、でんぷん質
摂り過ぎると、すい臓に悪い
3.脂質 チーズ・バター・ラード(固形のもの)

魚・月見草 etc・・・(液体のもの)→酸化すると毒。
EXバージンオイルのような、良質のオイルを
小瓶で買うこと。
鶏肉、魚、馬肉からも摂取
リノール酸→アラキドン酸生成
4.ビタミン 微量でも充分
A:ニンジン・レバー
 →内臓が弱っている時には必ず摂取
C:パセリ・ブロッコリー
E:カボチャ・鮭・アーモンド
5.ミネラル 微量でも充分
ビタミン+ミネラル 必ずセットで。
一緒でないと体内吸収できない
6.食物繊維 こんにゃく、ニンジン、海藻 −水溶性
 →コレステロール低下・血糖値を下げる

ごぼう、大豆  −不溶性
7.核酸  DNA・RNA 人間は、40歳くらいで体内で生成する能力が低下
犬・猫も早くから体内生成出来ないのでは??

核酸はガンの栄養素
体内生成したものはガンの餌になるが
経口摂取したものはガンの餌にならない
→サプリメントで摂取
8.食物酵素 代謝酵素 −外から摂れない
消化酵素食物酵素 −なま物に多い
使わない方が長生き
1〜8のバランス
体内で生成出来ない物が多い。口から摂るものが必要 →サプリメント
その土地の水が良い(日本人には軟水)
弱酸性〜弱アルカリ性
水道水は煮沸する
健康的なウンチ
トイレットペーパーなどでやっと掴めるくらいの 少し柔らかめがベスト
ドッグフードには、凝固剤のようなものが入っている物もある。
完全手作り食に移行すると、軟便になりやすい。